普賢院の新しい年は春まだ遠い節分の日の「星供養」とともに始まります。全国各地から寄せられた数多くの願いとともに、一年の招福除災が天空に祈願されます。
山の木々が緑を増し花々が咲き乱れる五月。最後の日曜日には「夏季祈」が行われ、姿なき存在に生かされていることに感謝し、生生とした日がな一日心の囁きに耳を澄ませます。
8月13日高野山では萬燈供養会(高野山ろうそく祭り)が開催されます。一の橋から奥之院までの参道が、約10万本のろうそくによって荘厳されます。先祖をはじめ奥之院に眠る総ての御霊を供養する、幻想的なお祭りです。
普賢院境内にも、たくさんのろうそくが灯され、夏の夜の微風が堂宇の影を揺らします。
冬支度を終えた大晦日。お参りの人が鳴らす楼門の鐘の音が境内に響きます。この年の歳徳様を感謝を込め静かに見送り 一年を終えます。
4月8日は花まつり。高野山では仏生会が営まれます。当院境内にも、一日だけのお釈迦様のお住い<花御堂>が設けられます。色とりどりの生花できれいに飾られた花御堂には、お釈迦様のお誕生姿が祀られ、お釈迦様への感謝の気持ちを込め法会が営まれます。
6月15日は弘法大師の誕生日。この日、高野山では「青葉まつり」として、弘法大師の誕生を祝うお祭りが盛大に行われます。華やかな花御堂渡御では稚児行列を先導に青葉娘が散華を行います。書の名人といわれた弘法大師にちなんだ書道展、また華道高野山による、いけ花展も行われます。
高野山の地主明神である高野明神・丹生大明神の秋季大祭です。明神社前にて法要の後、神輿が山内を練り歩きます。根本大塔大塔では餅撒きもあります。
「星供(または星供養、星祭)」とは、一年の災いを除くために、各人に定められた「本命星(ほんみょうじょう)」、「当年星(とうねんじょう)」などの諸星を祀る法要のことを言います。
ここでは、星供の詳しいおはなしや、あなたの今年の星・吉凶を占う機能などをご用意しております。また、星供養の申込みもできます。